【 スペリオール その1 】 アタシのファーストブライス
メーカー画像を見て、購入を決意したのですが、箱から出して見たら、なんだか表情が暗い。メーカーの画像を真に受けては
いけないのだろうが、でも、なんか、気の所為か?チョッと暗い。
う〜ん、なんでだろう・・・と、真剣に(?)に考えた結果、
1.チークとリップが薄い(というか、色が付いていないに等しい)
2.俯き加減な作り(頭部の角度?)が問題なのでは?と。
うちのはメーカー画像と見比べると、髪の毛が少ない?!
付属品がイマイチで御買得感に欠けるが、本体はカワイイ!
* * *
■明るい表情にしようと、他ブライスのボディと交換→変化なし
※ 頭部とボディの分離に数ヶ月を要した!
ネジを外すことは簡単だったが、後、まったく動かない(涙目)
>個体差?スペリオールだから?顔側面の接着の関係?
ボディ交換後(もしくは頭部解体後)首が緩くなったような?
■頭部解体の為、頭皮を引抜 → 頭皮裏・髪に接着あり
接着強く?危うい場面多々(糊代含め一部損傷・切断)
力任せで剥ぎ取るだけでなく、温めるなど一手間必要か
>無理をすれば破れるなど、取り返しがつかないことも
>また、再置きした場合、浮いた感じを受けることもある
額最上部の頭皮差込口が(個体差で)狭いような?
>頭皮糊代前面部の一部分を削って薄くしている
■頭部解体:已む無くノコギリ使用(中〜後期は鋸不要?)
頭部だけにして見ると、頭頂・顔面・後頭の3パーツに分かれ
そうな気がしたが、接着剤量の関係で?分解することできず
※個体差があるので判断を誤らないこと!破損の可能性有
ノコギリ開頭が必要な場合、頭頂部から真っ二つ=顔面部と後頭部(前と後の)2部品に分けるのが一般的だが、
・頭皮切除なし(糊面あり)なので、頭皮接着の必要性なし
・スペリオールの開頭経験がない(内部を理解できていない)
・顔面横のノコギリ痕は、どぉーしてもイヤなので、下記試行
1.頭頂部から2cm前後のところを切断(形状:楕円の蓋)
2.頭皮の下にあたる部分を鋸で側面境目に向かって切込
3.鋸切込箇所から頭内にプラモデル用ノコギリを入れ、
内側の接続部分(5mm厚くらい)のみを慎重に切断
4.後頭部のネジ(×2)とバネ(×1)を外し、前後に分解
≪ スペリオール頭部ノコギリ解体の要点 ≫
・切断箇所には(セロテープなど貼って、マジック等で)目印
>鋸(大)使用可能な箇所は、頭皮で隠れる部分だけ!
・境目はプラモ用ノコなどで内側の部品のみを慎重に切断
>接続部分を切断する際、刃物が大きいと、目瞼部品に
傷を入れてしまう可能性が高いので、刃が細い鋸推奨
(カッターでも切れなくはないが、プラ切断は大変な作業)
≪ 解体後・・・ ≫
鋸で(キレイに)真っ直ぐ切ることができなかった
>ノコギリは、最初に入れる切目が肝心!
ノコギリの切断箇所は、鋸の刃の厚さの分、粉になって消散
>ノコギリは、刃厚が薄い方が無難なのかもしれない
一般的でない分割なので、(頭頂部に骨格がない=組立後、頭皮を押せば柔らかいという)違和感は拭い切れないかと・・・
>アタシは、自業自得で何年も経ったので慣れましたが^^;
※ 難点 : 頭頂部がない分、強度等に不安要因が・・・
>収納などで長期間加圧されると、歪みが生じるような?
一生懸命考えた利点
・頭頂部の高さがなくなった分、頭皮の据わりが良い
>頭皮の糊代がすべて切除された頭皮も所有している為
≪ その他 ≫
顔面側面の僅かな凸凹を整えよう!と、デザインカッターで切り込んだら、斜めに入ってしまい、取り返しがつかない結果に・・・
>悪足掻きするしかなかった?部分:若干の隙間となって…
■表情を明るくしようと瞼止を少々鉄製精密鑢棒で削った
瞳を開けた時の瞼の上がり具合=瞼の見える割合が変化
※目蓋止めは、ほんの“僅か”削る程度
目瞼部品の比重や重量、翅との関連もあるので要注意!
(顔面裏の瞼止を削らず、瞼部品の方を削る方法もある)
白い『 T 』部品は、(下目仕様以外)削らない方が無難
>たぶん、瞳の上目位置付 (削り過ぎると三白眼?!)
目蓋止めを若干、削った為に、目穴から下部品が見えるようになってしまったら、目蓋部品の弓形の下支えをほんの少し削る
(切断しても差し支えない説もあるが、切断しない方が無難)
■目穴の縁が多少凸凹していたので、軽く研磨
元々左右対称ではない。 少しの?研磨でも目を嵌め込んで見たら、かなり異なる印象に! また、睫毛との相性もある。
削り過ぎたらパテで埋め戻す方法しか思い浮かばないが、
現実は甘くないので^^;安易に削らない方が無難かと・・・
唇を画筆0号で塗ってみたが↑才能か努力が必要なようだ
( 筆に関して…百均はイマイチ?ある程度の品質が必要 )
画才があれば繊細な線も描ける面相筆などがオススメかも
■唇も、安易に消し取らない方が良い
消さなかった唇は、筆描やシールを貼る際の目安にできる
アイラブは唇の色が薄いので、本当のところはわからないが
もしかすると下地(唇)の色など影響するものかもしれない
『 リップシール 』 ミックス ノーマル (2006.12)
1番上 薄い桃色
2番目 若干薄めの桃色
3番目 橙色
4番目 若干濃い桃色
1番下 真っ赤…という感じ (裁断済=切り取る必要なし)
貼り損なっているが↓オレンジ系
リップシールを上手く貼る為には、“コツを掴む必要”がある
≪ 気に入った色から3枚失敗した私が思うに・・・ ≫
最初の1枚は捨てるつもりで、練習に使った方が良い?
>裏面がシール状で、一見、普通の透明シールぽいが、
温風をあてると、一時的に柔軟になる素材のようだ
( 温風を中てた後の貼り直しは不可能?な気がする )
先ず、シールを上唇にあて、貼る位置を確定するわけだが、
平面なシールを立体に貼り付けるのは意外と難しかったりする
>この位置確定が重要で、微々たるズレが後悔の元かも
要点:思い通りの(完璧な)位置に貼れるまでやり直す
(シールが上唇にある程度くっ付いていないと、(軽く載せただけでは)温風を中てた時、予期せぬズレが生じるおそれがある)
>ピンセットなどあれば道具を使った方が上手く出来るかも?
■頬彩色はエアブラシかパステルが一般的?だが(予算がなく)ペーパーでキズをつけ、かなり薄めの赤系絵具を叩き込んだ
※塗料と素材の相性問題などあるので、後々後悔しないよう選択・使用には熟慮が必要 (※赤色系は浸透率が高い?)
■顔面にツヤあり・ツヤ消し剤など噴く方法もあるようですが、
スプレーの扱いや選択に自信がないので使用しておりません。
・保護剤を兼ねているものもあるので、検討すべきなのかも?
・スプレーを斑なく均一に噴くことも要領を得ないと難しい
>湿度・気温・空調・粉塵・残量など等
■顔面にペーパー掛け (後頭部はそのままの方が無難かも)
耐水ペーパー#800〜1200、メラミンスポンジ併用
・メラミンスポンジでは時間が掛かる場合 : 〜#1500
・深いキズがある場合 : #600〜コンパウンドなど
パステルにはいくつかの種類がある(人形にはソフトパステル↓)
百均では見たことないような? @130?
スペリオールを5体並べて見たら、ズバ抜けて可愛いのが2体
>その2体は、顔のテカリもそのままな純正=カスタム“なし”
(研磨で顔のテカリを抑えると撮影がラクな気もしますが、時が経つと、自然に汚れを吸着(薄汚れ)しているようでもあります)
■洗髪済み
濡れたまま何度も梳かした所為で?緩いカールが消えた
おまけに、髪の毛が傷んだような?
手触り良好 ( 元々良かったので、変わらず、ですかね )
* * *
◆(解体をした場合)頭皮を含め極力、接着はしていない
接着すれば外れないが、安易な変更もできなくなるので
ナマケモノなので、ネジを外したら外したまま^^;だったのだが、
微妙な歪み防止の為に、ネジは締めておいた方が無難ぽい
※うちのアイラブは、頭頂部がないので、ネジ必須?!
>久しぶりに見たら顔の嵌りが悪く、慌ててネジを付けました
ギュッと詰めていた保管の仕方が悪かったのかもしれない
≫瞳は、1度外すと、(接着剤なしでは)外れ易くなる
元々緩かった?何かを挟んだ所為など要因はいろいろ
1度外した瞳は(アイチェンジの際など)頭内に落ちることも
(運が良ければ、微妙な位置で挟まることもあるが・・・)
瞳を拾い出す為に、頭部の解体が必要となることもある
(目穴削りが大きければ、出て来る可能性はある)
・スペリオールの瞳の色彩はスキ
金・銀・模様紙、色セロファンなど挟んでいた時期もあるが、
シックリこなくて、結局、元の状態=挟モノなしに戻している
>薄桃瞳の表面に、薄い透明赤を淡く塗るとなかなかかも?
≫頭皮を交換して、なんちゃって×××も可能
※顔型によって、溝の位置や深さ・形状など異なっています!
スペリ前(初期含)の頭皮は(通常)着用不可!被れません
>スペリオール以降と、その前の型(初期含)は特に異なる
うちのは頭頂部が欠けている^^;ので被れないこともない??
>糊代を工夫し、多少のことに?目を瞑れば…どうにか(笑)
・頭皮の糊代は出来るだけ(少しでも)あった方が良い
糊代があれば、用途に応じ、裁断等考慮可能な為