【 E−4 】
『初期のボヘミアンビートです』 『美品だと思いますがあくまでも中古扱いで』という謳い文句を真に受けトホホ・・・なボヘミアン
う〜ん、まぁ、いま思い返してみても、あの時の愕然というか・・・言葉では言い尽くせない何とも言い難い心境は(^_^;) いやはや
1.うちのブライス史上 最も遊ばれていたであろう・・・という状態
2.大人こどもが散々遊んで傷んだような、擦れて艶のない髪
>台所濃縮合成洗剤(漬置)柔軟仕上剤で若干改善?
>切れ毛のような短い髪は、切って取り除く
3.アイチェンジ用の白い紐の一部が毛羽立っている
( 今まで見たことがない傷みだが、位置などから )
・いつも擦れる角度で紐を引いていた?
・あるいは、紐が擦れ毛羽立つほどアイチェンジを?
>切れた時に 凧糸など同じく強度ある紐と交換予定
4.アイチェンジ時の“音”と“手応え”にヘンな違和感
首の接続部を何度もかなりの角度で広げた顎開の形跡あり
緩めてあった後頭部のネジを外すと、顔面の側面が浮く
>頭内の頭頂接合箇所に悪癖
瞼の落具合など鉄バネも微妙にだが伸びてしまったのか?
>バネを外してみたが違和感払拭できず
瞼部品(白い弓バネ)などに不具合が生じている可能性も?
* * *
【 嘘か真か?ボヘミアンまめ知識 】
ボヘミアン「ビート」と「ビーツアゲイン」の違い
・本体:顔の彩色や髪の植毛周数、不良ボディの確率など
・付属品:素材・作りなど 微妙に異なっているらしい
腰が緩々:ビートであれば珍しくない >> 後発版では改善
( うちのディスコも腰が緩い気がするのだが、原因は異なる )
・ディスコは、頭部(髪の毛量)が重た過ぎて・・・
・ボヘミアンは、ボディそのものが・・・
>空中で水平に持つと、自然と脚が下がってゆく
肌の色が、ディスコは違和感なく、フルーツパンチはやや色白に、そして、ボヘミアン(びーと?)は、若干、日焼け気味に見える
>というワケで、なんちゃってスケート○ートは無理ぽい
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過去の改悪経験上、解体には抵抗が・・・
しかし、このままでは・・・
でも・・・と、葛藤の末、解体
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◆頭皮を引き抜く
※頭皮の裏面が、ほぼ全面接着(癒着)している個体もある
指で押え、判別 : 頭皮が浮いているか?否か?
全体的に浮いた感じ → 接着面が少ない可能性あり
>接着(癒着)が広範囲な場合、大変な作業かも・・・
淵周を鉄ヘラなどで押さえつけ、徐々に隙間を広げてゆく
(力を込め過ぎ、勢いで顔面や睫毛など傷付けないように)
全周に隙間が出来たら全髪を掴み、局地的に持ち上げてみる
→浮いた箇所へ箆を挿込み掻き出しながら頭皮を抜き上げる
>(スペリオールと違い) 頭皮の糊代部分は、深さ 2mmほど
―― 接着が少ない場合は、この段階で分離:可 ――
無理だったら、温めたり、ゆったり時間を掛けるべきかも
癒着が酷ければ、ヘラなどで切剥がすことも已む無しか??
※髪は裏面で鎖編状なので、一箇所解けると連鎖する虞も
>鎖編み切断箇所とその周辺は(髪を引っ張れば)抜ける
力を入れたり無理梳きしなければ現状維持も可能だが・・・
迷った場合、強行せずに、先ず中断! 時間をおいて冷静に
◆頭部を解体する
( スペリオールではないので ) 一応、ノコギリ不要だが、接合部分の接着や癒着が強ければ、難易度も、危険度も高まる
顎開の癖付がされていたので、顔面分離は容易に出来た
( 別件フルーツパンチは接着量が多く、解体中断中 )
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・顔面一部分:研磨溶剤で試研磨(適した溶剤使用のこと)
・頬紅:彩色
・瞼止:若干削り
・ボディ:交換
・初期の白目と入れ換えてみたこともあるが、瞼と睫毛がエクセ仕様だった所為か?劇的な変化は感じず、元の仕様に戻した
気の所為か(笑)頭部解体後、組戻ししてみたら、瞳変更時の音と手応えが(ごく僅かではあるが)改善したような?????